 |
原曲は聴いてると演奏に混じりたくなるような明るいノリがいいですね。
で、BMSなんですが、正直ノれませんでした。
こういうバンドサウンドはMIDIじゃツライのは周知の事実なんですが。
そこはもっとがんばってごまかして欲しかった。
残念ですけどこれだと元MIDIより悪くなってしまってます。
全体的に一言で言うと空間全体の勢いが全く感じられません。
ノリノリだぜー！８ビートだぜー！ヒャッホウ！！
な雰囲気があってこそのGREEN GREENのはずです（＾＾
ベースがぜんぜん聞こえないのと、ドラムもいささかパワー不足。
ギターもディストーション系を、エフェクトもっとかけて空間作って欲しかった。
全音符のコード弾きが小節ごとに目だって聞こえてくるのはかなり萎えます。
バンドの曲なんですから、ドラムとギターとベースとヴォーカルは
バランスよく混ざり合うのが理想です。
もっと原曲をよく聴いて、元MIDIにこだわらず、もっと思いきった
WAVの加工をしてみるべきでしょう。
結構スカした感じのサウンドなんで、篭り気味だとさわやかさに欠けます。
ハイハットとかの刻み系とか、かなりシャカシャカ言わせて。
たぶんシェイカーとかのパーカス隊もいるような気がします。
スネアももっと乾いたチューニング。
で、ドラムだけ聴いてもノれる８ビートって理想的です。
MIDIでバンドサウンド作るとき、ギターも問題ですがなにより
「人間臭い」グルーヴを作るのが問題です。
こういう曲調である限り、これが無いとものすごく味気ないことに。
MIDIコピーだから、では理由にならないので、BMSにする際に
もっと味を出す努力を見せて欲しかったです。
ドラムを生素材にさしかえるだけでだいぶ雰囲気もかわります。
特にハイハットとか。
で、ドラムとベースはキモですから。前述のとおりベースがぜんぜん。
さらにスネアが表叩きになるところ（34小節）から、
結構盛りあがるところなんですが、ここもしょんぼり…。
まず、ヴォーカル音の定位がずっと右より。ものすごく違和感を感じます。
ステージの右端でこっそりヴォーカリストが歌ってる姿想像してください（苦笑
定位ひとつで全体のバランスが崩れます。
ギターは、もっとディストーションするなり深めにリバーブかけちゃうなり、
それなりに空間をギャーンと埋めてくれたほうがまだいいです。
34節目からは、たしかにベースラインはダダッダダダッダっていうリズムですけど、
聞こえてくるギター音や叩きまでもがダダッダダダッダなので流れが悪いです。
と、キリがない勢いなのですが、
とにかくどうせやるならもっと原曲聴くなりしてください。
原曲をもしよく聴いているなら、これでは貴殿も納得できないはずです。
正直「BMSにする」という考えからでは選曲MISSと言ってしまえなくもないですが、
加工一つで「叩いて楽しい」BMS的なサウンドを作る事は可能です。
今回の譜面はETが一番素直でいいかなと思いました。
総評ですが…ちょっと厳しいかもしれませんが。
もっと音楽聴いて空間やノリについて再考していただきたいと思います。
単純にMIDI→BMSはもはや誰もが高水準でできますから…。
銅。
：1 
：1 
：2